FROM リアルスタイル 大津
私はゴルフ歴25年以上になります。大きな悩みはだんだん
飛距離が落ちてきたことです。
45歳ぐらいから、がくんと落ちてきましたね。
同じコースの同じホールで、30代のころなら「ドライバーを
持つと突き抜けちゃうな」というようなドッグレッグの
ところがあるのですが、最近は突き抜けなくなりました。
喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。
「もう飛距離を戻すのは無理かな」と思っていたところ、
「そんなことはない!」とカツを入れてくれるDVDが発売
されました。
坂田信弘プロの
「スウィングスピード進化論 50歳を超えての飛距離への
挑戦 ~ドライバー編~」です。
http://sakata-nobuhiro.jp/02/
坂田プロによれば、40代、50代のゴルファーが、がくんと
飛距離を落とすのには理由があるとか。
もっとも大きな理由が、小手先のスイングになってしまうことだとか。
20代、30代のころは、とにかく飛ばそうと、一本足打法の
ように大きく体重移動をしてマン振りしていました。
当たれば飛ぶけど、どこにいくかわからないスイングです。
40代になると、それではスコアにならないとわかって、
小手先のスイングを覚えるのですね。
ちょっとフェードをかけたり、ドローを打ったりすることもできるようになる。
坂田プロによると、そのことによりスイングアークが小さく
なるそうです。さらに、それだと飛ばないので、それを
補うために、体を伸び上がらせて打ってしまいます。
筋力が衰えたから飛ばなくなるのではなく、無用な知恵が
ついてしまうことで、みすみす飛ばないスイングになって
しまっているというのです。
もちろん、筋力や柔軟性は20代、30代のときよりは落ちて
いるわけですが、「それを補うために、これまでと同じこと
としてはいけない」と坂田プロは指摘します。
40代、50代以降は、年齢に応じたスイングがあるのです。
DVDでは、詳しく解説されているのですが、一口で言えば、
そのポイントは「右腰」の使い方です。
小手先ではなく、体でスイングすることです。
坂田プロはこれまでにも「ジャイロスイング」を通じて、
体の回転運動でスウィングすることのメリットを提唱してきました。
今回のDVDは、その「ジャイロスイング」の進化形、発展形と
なる理論を公開するものです。
DVDを見て感じたのは、その理論が非常にシンプルなこと。
坂田プロの理論はもともと、複雑なことを言わないのが特徴
ですが、今回の新理論でも理解するのが難しいような
複雑なことは言っていません。
それでいながら、40代、50代、さらにそれ以上の年代の人が
これからでも「飛んで曲がらない」スイングを身に付けられる
コツやドリルが紹介されています。
20代、30代の体に戻すような、筋トレやストレッチをやれと
言っているわけではありません。ほとんどのメソッドが、
その場ですぐ改められるようなものばかりです。
右腰だけで、ドローやフェードを打ち分ける技術。
私も練習場やコースで試してみたいと感じました。
少し動画で紹介します。